FX初心者でも5つのことを守れば勝てる
FX会社に口座を開設して資金を入金し、あとはクリックするだけでFXの取引は始められます。でもこれだけで簡単に儲かるわけではありません。
FXを車の運転にたとえると、これから始める人は無免許です。まず運転技術と交通ルールを学ばなくてはなりません。
一方で、誰でもクリックだけで取引できるマーケットは、F1レースのようなプロフェッショナルの世界です。現実社会で無免許がF1に参加するのは無謀だと誰でもわかります。
でも、FXはクリックだけなので、やっちゃう人がいっぱいいます。負け取引は「死んだ」といいますが、無謀な死にならないためには、取引の始め方が大事だと思います。
今回は、初心者の多くが無謀にチャレンジして死んでいくFXで、長期的な収益に結びつきやすい始め方を5つ提案します。
FX取引では必ず損失が発生します。儲けたり損したりしながら、トータルで利益を残すものなので、連敗が起こる前提での準備が必要です。数回の勝負で一攫千金を狙う人はFXに向かないので、宝くじを買ってください(笑)。
口座資金が10万円なら、取引量は1000通貨以下です。資金に対する取引量が大きいことが破滅への直行路で、これはすべての投資で共通しています。最初はデモで練習するのもいいと思います。
逆張りせず、相場に逆らわないということです。初心者の多くが欲張った逆張りで即死します。逆張りして、損切りできないのが、資金消滅の王道です。
株はファンダメンタルズ重視ですが、FXではテクニカルです。ひとつのテクニカルを習得すると20歳でも良い取引判断ができるようになります。ひとつのツールを理解して利益が出るようになると、自然とマーケットの値動きが見えてくるものです。
日足で取引するのか、1時間足なのか、5分足か、自分の取引時間軸を厳格に決めるほうが技術習得には効率的です。不慣れなのに、複数の時間軸やテクニカルを使い始めると、チャートを見て迷って、良い結果は生まれません。
FXはクリックだけで簡単に始められますが、現実社会ではあり得ないことをして失敗する人が大勢います。適切なステップを踏めば、一般社会に比べて技術習得が早く、努力が報われやすいのが投資の世界です。
無謀な一攫千金を狙わず、急がば回れで、時間をかけて投資の勉強を継続していくことが、数年後の収益で大きく差が出ると思います。